リレーコラムについて

明日のトラノコ その1

山内弘基

西鉄エージェンシーつながりで、
占部さんよりバトンを受けました。
といっても会社は60になった2018年1月に卒業。
あと5年働ける制度を選ばず、
フリーとなり「トラノコ」を始めたのです。

いわゆる第二の人生ってやつですが、
その話の前にエージェンシー退社までをだらだらと。

前年の暮れは安室ちゃんがラスト紅白で、
引退を惜しむ声が日本中に溢れていたように思います。
退社の意思を告げるとしつこく引き留められるのでは。
やめないで!の声がきっと社内中に溢れるに違いない。
なんて期待してたのに、いつまで経っても社内は静か。

「噂になっとるかもしれんけど辞めるんだよね」
自ら退社を広めて回る「離職活動」の始まりです。
そのかいがあったのか辞める直前に、
予想を上回る参加者で送別会を開いてくれました。

フツーなら感動でうるっ、涙のひとつも流すところですが、
私はちゃっかり参加者=発注者というソロバンを弾いていました。
だって、こんなこと言ってくれる後輩もいたんですよ。
「辞めてもフリーなら仕事お願いできますね」

独立してみて、それは幻聴、幻想だったと気づきます。
確かに西鉄エージェンシーの皆さんは心から送り出してくれました。
でも、ここの人たちは江戸っ子顔負けの祭り好き(たぶん仕事より)。
翌日にはさっさと春の大イベント・花見へと関心が移っていたのです。
そもそも送別会も何かの宴会と勘違いされてたのかもしれません。

読みを誤った「トラノコ」に明日はあるのか。

NO
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