リレーコラムについて

仮説とその検証4/息子(2013年~)

越澤太郎

父親となったその男は、日々大きくなっていく
息子と向き合いながら、わが子をどのように育てていくか思案していた。
難しい時代である。サバイバビリティは高めで夜露死苦。

 

まずは心身鍛錬。早朝座禅とニンニク卵黄で心と体を強くするか?
目線は世界へ。朝からCNN”Lux, Super Rich!”の発音練習で、
LRも幼少期から克服するか?
とはいえYouTuber。機材を買い与え、動画撮影・編集を日課とさせるか?

 

考え巡らせるも明確な結論は出ず。
そして男は、一つの仮説を立てる。

 

【仮説:自分の価値観よりも、息子の価値観のほうが将来的に正しい可能性が高い。】

 

その男は、自分の価値観を息子に押しつけることを原則として禁じた。
若い、は、正しい。全てがそうではないが、だいたいのことはそうなんじゃないか。
仮説は、未だ検証の最中である。
自宅待機の中、息子は朝から「ドラえもん2巻」を擬音込みで音読している。
「タイムふろしき」が、スネ夫のママのワニ革財布を生きたワニに変えている。
ドラえもんは、時々エグいことを平然とやる。

 

息子にタイムふろしきをかければ、検証結果はわかる。
でもそうしない(できない)ところが、いい。
タイムカプセルのような仮説は、誰かの生きがいになる。

 

 

—-

そして最後に、もう一つ、仮説を立てる。

 

【仮説:来週バトンを渡す日下慶太くんのコラムは、越澤のコラムより面白くなる。】

 

この仮説は、来週末に検証される。

 

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