リレーコラムについて

二人のガマンで一人は育つ

武井宏友

若手コピーライターとして日々奮闘しているあなた。
ふだんは上司やメンター、CDにコピーを
見てもらっている人も少なくないと思います。

 

どうですか?大変ですか?
不満はないですか?
辞めてやろうと思ったりしますか?
なかなか認められず、思うようにいかず、
悶々としている人も多いかもしれません。

 

僕はオカキンにいた10年間は
ずっと下っ端でしたから
その気持ちは人一倍わかります。

 

徒弟制度は、ときに法制度より優先されます。

 

まあまあゴリゴリの師弟関係で育った
僕が言うのもなんですが、
実はその気持ち、おたがいさまかもしれない、
と思うのです。

 

若手を育てることがむずかしくなった
と言われる時代。

 

きびしくしても、甘やかしても、
簡単に辞めてしまったり、
全然成長しなかったり。
ハラスメント問題に発展してしまったり。

 

それはそれで
結構ストレスフルなことだと思うのです。
そもそも人を育てるために
その会社に入ったわけではないでしょうし、
ダメなコピーを見せ続けられることは
結構苦痛なことだったりします。

 

もちろんあきらかに立場が違うので、
どう考えても下の立場の人の方が
つらいに決まってる。その通りだと思います。

 

ただ、実は相手も結構ガマンしてるんだな、
そう思えると、自分ももう少しガマンできる気がします。

 

幸せな記憶は少ないけれど、
思い出すと全部ちょっと幸せな気持ちになる。

 

自分を成長させる期間とは
案外そういうものなのかもしれません。

 

せっかくの機会なので、最後に宣伝させてください。
去年の春にオカキンを独立し、
フリーランスとして活動を始めました。
お仕事のご依頼、ご相談、絶賛大募集中です。
お気軽にご連絡ください。

takeihirotomoinfo@gmail.com

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来週は竹田芳幸さんにバトンを託しました。
今週のラジオ「渋谷のコピーライター」の放送後、
急なお願いにもかかわらず快く受けてくれました。
ありがとうございます。
相変わらず予想外の道を行く、
相変わらずのナイスガイです。

一週間、ありがとうございました。

武井宏友

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