リレーコラムについて

「ポチる」とは、「辞める」ということ。

生駒達也

(一昨日からのつづき)

そして、いよいよ、応募受付スタートの日・・・

申込はネットのアンケートでよく使うFormsなんです。
名前を記入して、「応募する」のボタンをポチってして
送信するだけなんですよ。簡単でしょ。

29年間勤務した会社でしたが、ポチッて。
ああ、会社辞めるって、こんなに簡単なことだったのかと。
あっけないものだと感じました。

募集人数がすぐに埋まり、ほどなく締め切られました。

その後も、在宅勤務が基本の日々が続いたので
通常時と違い、「雑談」の少ない環境下では
社内の噂話がなかなか広がりません。
少しずつ「あの人、ポチッたらしい」という話が
聞こえてきたりします。

私自身がポチッたことも、積極的に言って回る環境でも
なかったので、なかなか広がってなかったと思います。
どちらかと言うと「応募しないだろう人」と
思われていたようで、ずいぶん後になってから
「ぜんぜん知らんかった!マジか!?」みたいな反応が
けっこうありました。

いずれにしろ、今回の募集に関しては
対象になっていた社員は皆、それぞれ非常に真剣に
検討したうえで答えを出したのではないかと思います。
辞める決断もさることながら、辞めない(会社に残る)
という決断も、それなりの勇気とか覚悟とか使命感を
もってのことだったかと思います。

ただ、自分のことも含めて、徐々に誰がポチッたか
明るみになっていくわけですが、応募してから
退職日までの約2カ月半の時間、
それはそれで、何か気まずいものはありましたね。

コロナ前なら、ほぼ毎日でも顔を合わせていた仲間たち。
でも当時は、社内で週に1度顔を合わすか合わさないか
という感じで、飲みに行ったり、メシに行ったりも
ほぼできない状況でしたから、
みんなとゆっくり話をするという機会が
なかなかありませんでしたし、けっこう寸前まで
お互いに辞めることを知らなかったりとか・・・

でも、あっという間でした。
ホントに顔を合わさないまま、という人もいましたが
あっという間に、退職日がやってきました。

 

明日以降に、つづく。

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