リレーコラムについて

⑤電通デジタル コピーラボのこと

鈴木勝

家庭崩壊、バブル崩壊、リストラ、単身赴任、震災、コロナ…

この30年いろいろありましたが、わたしはいま、電通デジタルという会社にいます。

書き忘れましたが、わたし自身が苦労した分、苦労させたくないと思って育てた息子は

のびのびと育ち、4年制の大学にたっぷり7年間通い、この春卒業しました。

わたしは昨夜のイーロン・マスクのように、おめでとう!と言いました。

 

それはさておき、電通デジタルには、通常業務とは別の独自のラボ活動があって、

Facebookやtwitterなど各SNSのラボ、コピーラボ、サウンドラボ、LPOラボが、

それぞれの分野でメソッドを研究したり、案件依頼を受けたりしています。

そこでわたしは、コピーラボのリーダーをやらせていただいています。

初代が滝村泰史さんで、二代目がわたし。スケバン刑事でいうと斉藤由貴と南野陽子です。

ああいう元気で乱暴な設定、いまの時代にはなかなか難しいものがありますよね。

 

でも、電通デジタル、とりわけコピーラボのコピーライターは、ちょっと元気です。

いま、デジタル分野には若さと独特の活気があります。

デジタル系の広告では、バナー広告やリスティング広告(検索すると出てくるあれです)のコピーを書くとき、

訴求軸というものを複数設定した上で、それぞれに対応した内容のコピーを書いていきます。

そのためコピーをたくさん書かなくてはいけないのですが、電通デジタルのコピーライターは、

ちゃんとコピーとして考えてあるものを、ものすごくたくさん書いてきます。

わたしの経験上、ある程度限界は想像がつくのですが、明らかに異常な量を書く若手もいます。

ダイレクト系いわゆる獲得系の広告も、技術や志のある人が書いたコピーには、

単なるメリット訴求にとどまらない発見があったりします。

わたしは、息子とさして歳が変わらないのにしっかりとした、意欲的で活気ある人たちに感心するばかりです。

もう、偉いとしか言えません。

 

みなさんも、スマホで、PCで、目にする機会も多いと思いますので、

たまにちょっと光るコピーがないか、気に留めていただけるとさいわいです。

 

 

終わりに。

いやあ、コピーライターって、しんどいときもあるけど、楽しいですよね。

すべてのコピーライターが少しずつ同じ時代の言葉を紡いで、

なにかを分かち合っている。そんな幸福な仕事のようにも思えてきます。

 

若い方は、どんな環境でもあきらめずに、好きなこと・書くことに向き合い、

人との出会いを大切にして、先人に学び受け継ぎ、頑張ってくださいね。

人間って案外すごいし、意外になんとかなることも、きっと多いですから。

 

お世話になったみなさん、一週間おつきあいいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

来週は、タクシーで一緒にカビゴンを捕まえに行ったこともある、廣畑聡さんにバトンタッチします。

 

それでは、お元気で。

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