TCC会報出張所

渋谷の夜景が見える場所で、今年も新人歓迎会。

 

今年の新人歓迎会の記事、とても長いです。新入会員21人が個性ある自己紹介をしています。
長いけど、きっと飽きないです。
でもまぁ長いから、興味がある新人だけでも読んでみてください。
★
去る8月28日(金)、昨年と同じ会場、
渋谷スクランブルスクエア15F SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)にて、
新入会員歓迎会が行われました。先輩方も参加し、大盛況の会となりました。

新人に向けてTCCのレクチャー

まずは新人だけにお集まりいただき、TCCについての説明会が行われました。
TCC会員のメリット、企画部・交流部・年鑑事業部の3部長から各部の説明、
事務局の紹介など、
TCCの知られざる活動についてのレクチャーです。
会員になって初めて知ることも多かったと思います。

歓迎会の始まりです
説明会の後は、サロンに移動して歓迎会が始まりました。

司会は田中泰延さん

みなさま、お待たせいたしました。
本日はお忙しいなかご出席くださり、ありがとうございます。
ただいまより2026年度東京コピーライターズクラブ新人歓迎会を
始めさせていただきます。

本日の司会を務めさせていただきます、
TCC幹事会新人歓迎会プロジェクトメンバーの田中泰延と申します。
えー、9月28日に集英社から
「奥田民生に田中泰延が聞いてみた」という本が出ますので、
みなさんぜひ買ってください。宣伝ぶっ込みます。集英社です。
よろしくお願いします。
そして新入会員の皆さまは、本日は年鑑の撮影もあったということで、
長崎、福岡、大阪からもこちらに駆けつけていただきまして、
暑い中、ご苦労さまでした。
ぜひ、この後は一息ついてリラックスしてお過ごしいただきたいと思います。

では、あらためまして、
谷山雅計会長より、乾杯のご発声をお願いいたします。
谷山会長、よろしくお願いいたします。

谷山会長乾杯あいさつ

はい、どうも、谷山です。
新人は今日、21人新人賞のほとんどの人が来てるんだけど、
ちょっと歓迎する方の人数が、層が薄いとか
もうちょっと来て欲しかったなーと正直思いますね。
でもね、だいたいそうですね。
ちょっと大物ぶろうと思ってわざと遅れてくるような人が多いから。
だんだんこれから揃ってくるんじゃないかと思います。
だいたい、コピーライターの世界でも、
年取っている人は若い人に自分から何かしゃべると、
何か偉そうで嫌われるんじゃないかと
引っ込み思案になっている人たちが多い傾向にあるので、
新人の皆さん、最初は新人同士の交流もありますけども、
これから先輩たちが増えてきたら、
少し優しい気持ちで交流などをしていただければいいなと思います。

新人会員の皆さま、TCCの皆さまのこれからの活躍というのを祈りまして、
はい、では、乾杯!
おめでとうございます!
★
そして、しばらくは歓談タイムに。
みんな積極的に交流しています。

 

新人の自己紹介始まります。進行は井村さん。

おめでとうございます。
皆さん、今年の新人部門の応募総数348 人だったんですよ。
これは多いと思います。少ないと思いますか?
この348という数字は、TCCの応募が下げ止まって、増加に転じたのが今年だったんです。
で、新人賞の応募でいうと、昨年比プラス9人増えて348人で、ここに皆さんが新人賞20名、
最高新人賞1で21名の方なんですよ。割合は6%。高いか低いか分からないですが、
とりあえず皆さん、おめでとうございました。

三木 小夜子 みき さよこ(電通)
富士フィルム イメージングシステム WEBムービー
「愛おしさという哲学。」

いまご紹介にあずかりました電通の三木と申します。
この「愛おしさという哲学。」はデジタルカメラのコピーなんですけれども、
この作業に入るまで、私はデジタルカメラに1ミリも興味がなくて。
入ったからにはということで、この 28万するカメラを買ったんですね。
それで、開発者の方々にいろいろインタビューだったりとかでお話を聞いてるうちに 、
もうめちゃくちゃ好きになってしまいまして。
いま私にカメラの話を1すると125ぐらいで返ってきて大変なので、
本当にちょっと興味あるよ、買いたいよっていう方だけが
カメラのお話はしていただきたいなと思ってます。
それと同じようにですね、
最近「ちいかわ」の映画を見て、ちいかわにはまりまして。
特典でボンドロシールをいただいてからだいたい4日間ぐらいで
シール帳を一冊つくるまでいったりだとか、
ゲームにハマりすぎて、その課金アイテムを全部買うとか。
短期間でハマる才能がすごくあるので、
沼みたいなものを容易に私にオススメしないでいただきたいなと思っております。
ゲームがすごく好きでして……、この早口で皆さんわかったと思いますが、
いわゆるオタクです。どうぞよろしくお願いいたします。

森川 芹 もりかわ せり(TBWA/HAKUHODO)
東レ 青空サイエンス教室 Webムービー
「飛んだことより、飛ぶと思えたその気持ち。」

はじめまして。
TBWA/HAKUHODO所属の森川芹と申します。
もともと博報堂に入社して、1年半前に出向で今いるところに移籍したものです。
この受賞したコピーは東レという素材のメーカーが
10年前から子供たちの理科離れに着目して、サイエンスキャンプをずっとやっていて、
それに私も3年前から先生として(超ド文系ですけど)
先生として参加していたところから作ったという経緯があります。

実はこの挨拶の順番を、自分が初っ端だと思っていたので、
無難に名前の由来ぐらい言うかとか思っていたら、
トップバッターのかたがもう素晴らしい…(笑)
名前の由来は「芹」と言うんですけど、1月7日生まれで、七草の芹なずなからです。
で、一応花言葉があって、それは貧しくても高潔っていう意味で、
若干複雑な気持ちと共に生きています。
ありがとうございます。

溝口 昌治 みぞぐち まさはる(東急エージェンシー)
ミキバレエ 生徒募集 ポスター
「はい、内臓を肋骨にしまって♪」

東急エージェンシーの溝口と申します。
バレエの広告で受賞いたしましたが、正直申しますと、
当初の私はバレエを全く知らないところからのスタートでした。
コピーライターという仕事を考えたとき、
例えばアーティストがご自身の内面から湧き出るテーマやアイデアを
表現されるのだとしたら、私たちはコピーライターは
「クライアントの持つ世界に飛び込み、
そこにある面白さを発見して、表現する」というところにも
面白みがある仕事だと思っています。
そういった、自分以外の世界と出会ったときの「偶然性」
みたいなものが、今回はたまたま、
自分の想像以上に良い結果につながってくれたのだと思っています。
今回コピーにしました「はい、内臓を肋骨にしまって♪」という
言葉は、このお教室の先生が特別に仰っているわけではなく、
バレエの指導現場ではよく使われる表現だそうです。
ただ、バレエ未経験の私が聞いた時にはそれがすごく新鮮で、
インパクトのある言葉として耳に飛び込んできまして、
書かせていただきました。
よろしくお願いいたします。

橋本 祥平 はしもと しょうへい(読売広告社)
うなぎ屋かわすい うな重 音声広告
「数字は嘘つかへんけど嘘つきは数字使いよるなぁ。」

はじめまして。読売広告社の橋本と申します。
僕はクリエイティブ目指して、
このTCCを目指してずっとやってきてたんですけど、
ちょっとここ 2、3年ぐらいTCCやや嫌いだったんですよ。
というのも、ずっと新人賞応募してたんですけど、
もう6回、7回ぐらい最終選考で落ちてて、もう全然ダメだと。
なんでこんなにダメなんだろうなって思いながら来てて。
でもここ1、2年とかは谷山さんが気が変わって、
5回ぐらい最終選考残ってたら、累積で新人賞受賞させろよ
みたいなルールに変わったりして…
なんてことも願ったりしてたんですけど、
でも今回は自分が嘘なく本当に思ってることを書きたいなと思って、
このうなぎ屋のかわすいさんの仕事をしてました。
かわすいさんはうなぎの製造工程にすごくこだわっていて、
生きたうなぎをまずはきれいな水で泥を吐かせる。
泥を吐いて身をきれいにしてからうなぎを作っていくところに、
めちゃめちゃこだわりがあるんだっていうところをヒントにさせていただいて、
泥を吐くみたいなところと、自分が世の中に感じているところを
うまく掛け合わせたコピーができて、応募しました。
こういう企画で初めてつくった作品で受賞させてもらって、
こういう考え方でやるといいんだっていうのを
ヒントをいただいた感覚を得ていて、
このヒントをもとにこれからまたいろいろコピーを書いていきたいと
思いますし、ちょっとだけTCCがまた好きになりました。
よろしくお願いします。

宋 華央 そう かお(電通)
マクニカ ブランド広告 ラジオCM
「悪役の中にすごい技術者がいるんじゃないか?」

宋 華央と言います。
すごい先輩とクライアントに恵まれて、
どうにか新人賞に届くことができました。
この仕事はそもそもクライアントが
ラジオCMを流そうと思ってるから、これでTCC取ってねと言ってくださって。
新人賞を獲りたい!という雑念のなかで
「取りたい取りたい!でも、こんな気持ちで企画してちゃダメだ」
と、めちゃくちゃ頑張りました。
どうにか届いてよかったなという気持ちと共に、
この賞に届くような実力を頑張ってもっとつけたいなと思っています。

私の目標なんですが、私はけっこう飲み会が好きで、
とくに、もう全人類と飲みたいと思ってるくらい、
初対面の人と飲むのがめちゃくちゃ好きなので
なんだか今日は面白そうな初対面の人がいっぱいいるなぁと、
ワクワクしています。皆さんと楽しく飲みたいです。
よろしくお願いします。

青山 紀恵 あおやま きえ(フロンテッジ)
ギャラリー田辺 企業広告 ポスター
「本物だと言い切れるものをあなたはいくつ持っていますか。」

初めまして。フロンテッジの青山紀恵と申します。
この仕事はギャラリー田辺さんという極めて小さな、
一店舗のギャラリーのポスターを作成しました。
現代アートを中心に扱われているギャラリーさんで、
オーナーの方、すごい思いの強い方でした。
で、この方のインタビューを1時間くらいさせていただいたんですけれど、
もうまとめきれないくらい、それでコピー100本書けそうなぐらい
いっぱい喋っていただいて、本当にラッキーな仕事だったと思ってます。
何より私自身がもともとアートファンだったので、
アートの仕事ができることが嬉しくて、
これは本当に頑張ろうと思っていたら、結果的にこういう賞をいただけて、
特にこのコピーが一番クライアントが好きだと言ってくださっていたコピーだったので、
それもすごく嬉しかったです。
よろしくお願い致します。

井村さんからひとこと
このギャラリー田辺ともう1個横断歩道の。相模ロードっていう。どっちも素晴らしくて、
5つ全部載せたらいいのにという風に僕もコメントを書いています。おめでとうございました。

野村 一世 のむら いっせい(電通)
下関海洋科学アカデミー海響館(かいきょうかん) Webムービー
「ついトゲトゲしちゃうのは、自分を守りたいからなんだ。」

電通の今関西支社にいます。野村と申します。
で、関西にいるんですけど、去年まで3年間、電通九州に出向してて、
山口県なんですけど、この水族館の仕事をやらせていただいていました。
で、面白いというか、不思議な体験をして、
九州1 年目の時に長崎の五島に遊びに行きまして、
そこに中村直史さんというコピーライターがいらっしゃって、
君たち売れる覚悟はあるかい、素敵な場所に連れて行ってあげようって、
空海が中国に行った辞本涯(じほんがい)っていう遺跡があるから、
そこはすごいパワースポットだからって。
2年間、一回沈むんだけど、その後にブレイクするよって言われて、
その2年後に賞が取れてすごいなと思ったんですけど、
これを同じ体験した人が一人いて、それが三島さんやったんですね。
そんな三島さんが審査委員長をしたときに、この賞って
すごい運命的なものを感じています。
ありがとうございます。

三島さんからひとこと
その辞本涯っていうのは、空海が中国に渡る前に自分はもう死ぬかもしれないけど、
死ぬ覚悟を決めたっていう崖なんですね。向こう側に中国がある。
そういう覚悟をこの場所で空海が持ったんだよっていうのを直史さんから聞いて、
頑張らねばなと思いました。

中西 亮介 なかにし りょうすけ(博報堂)
大塚食品ビタミン炭酸MATCH Webムービー
「青春でおいしいのは、そのあと、かも。」

博報堂の中西と申します。
このMATCHの仕事をやりまして、毎年学校で撮影をして、
高校生たちにいっぱい取材をしながら作りますけど、
学校に行くたびにすごい心が若返っていく。
すごい、あ、いいなみたいな気持ちになって、
1年で一番楽しい仕事としてやってます。
このMATCHの仕事で賞をもらえて嬉しいなというふうに思ってます。
皆さんと仲良くなりたいなと思っておりますので、
この後突発的に話しかけさせていただきますが、
温かく迎えてくださると幸いです。
よろしくお願いします。
(プロフィールに「父がいわゆる地元の変人なんです」と書いてあると指摘され)
お父さんがちょっとマイルールがすごい多い、
ちょっと変な人としてやってまして、
家の戸締りに1時間かけるとか、
見ちゃいけない看板があるから顔を伏せて歩くとか、
そういうことを街中でしていて、変な人のところで育ったんですけど、
一応ギリギリ喋れる人間になりました。

取越 和貴 とりこし かずき(電通)
上田安子服飾専門学校 ラジオCM
「なんかでっかいちぎりパンみたいな服着てる人の近くにおる。」

初めまして。取越と申します。
関西の電通の若手はみんな毎年毎年、
上田安子服飾専門学校のラジオCMを作っていて、
多分、皆さんたくさん見ていると思うんですけど、
名作がたくさんあります。
古川CD、直川CDのもとで、ラジオCMを初めて作らせていただいて、
実際上田安子服飾専門学校に行って、いろんな音を録らせてもらって、
ミシンの音とか、学生にインタビューするとか、
ラジオっていうものを作っていく中で、
自分で音を録ってそれを編集することが、
すごい面白い経験だなと思いながら作ってました。
この「なんかでっかいちぎりパンみたいなやつ」は、
僕はそもそもファッションにあんまり興味がないので、
街で見かけた奇抜な服の人のことを
よくみんなとこういう陰湿な言い方をしてたのを
ラジオCMにしてみたんですけど、
他にもちゃんと真面目に学生の頑張ってる姿とかを描いたラジオCMとかも
提出させていただきまして、すごい勉強になりましたし、
賞をいただけてありがとうございます。
(上田安子服飾専門学校って結構名作多いからプレッシャーとかなかったんですか?と聞かれ)
学校に行ったらヒントがいっぱいあって、学生に直接話しかけてもらったりとか、
学校が深夜遅くまで開いてる、学生がずっとおるっていうところとか、
すごい教えてくれて、いろんなヒントを得て楽しんでやることができました。

今井 俊希 いまい としき(ADKマーケティング・ソリューションズ)
トレンドマイクロ Webムービー
「奴らは奴らで、必死です。」

プロフィールの社名がADKマーケティング・ソリューションズと
なっているんですけれど、この8月に電通デジタルに転職しまして、
今、自分のアイデンティティが迷子になっている状態で
参加させていただいています。
こちらの「奴らは奴らで、必死です。」は、
詐欺対策のアプリの映像なんですけども、
個人的な話で、2021 年ぐらいからずっと、Facebookメッセンジャーに、、
私と友達にならないみたいな、謎の美女からメッセとか来るじゃないですか。
それに律儀に返答してみるみたいなのを、ずっと続けてて、
それをインスタに投稿してっていうことをやってたりするんですけども、
けっこういろんな手口があって、
大谷翔平から連絡が来たりとか、久しぶり友達だっけ?とか、
米国の軍人が僕のことを女性だと思って
めっちゃ口説いてきたりとかもありましたし。
最終的にその中の人と仲良くなりすぎて、
実はナイジェリアの村で僕は魚を売って生活してるんだ。金ないんだ。
わかった。じゃあお前の村の写真を朝一で送ってくれたら、
俺は1万円振り込みするよって送ったら、
その夜にBANされて消えていたって話だったりとか、
そういう人と会話するのがすごい好きで、
勝手に活動してたんですけど、
その個人的な感覚がここに表されているというコピーで受賞させていただき、
なんかすごい、報われた気持ちでございます。
ありがとうございました。

野田 芳希 のだ よしき(DNP大日本印刷)
DNP大日本印刷 IR広告 新聞広告
「その他製造
“その他”の解像度をあげると、見えないものが見えてくる。」

DNPという会社で働いている野田と申します。
細々とですが広告代理店業務の仕事をさせて頂いています。
社内にCDやコピーライターの名刺を持っている人がいないので、
ずっと孤独に一人で頑張り続けてきたので、
こうやって賞をいただけると、すごく励みになるというか、
頑張っていけるきっかけになるので、心から嬉しく思っています。

代表コピーに選んで頂いた新聞広告は、個人投資家向けのIR広告です。
実は自分は株を買ったことが一度もなかったのですが、
新聞の証券面を調べて自社が「その他」にくくられていることを知り
大変ショックを受けました。笑
金融、教育、科学、食品・・
かなり細かく業界の銘柄が分かれてる中での「その他」。
このネガティブで悲しい状況をバネにして書けたコピーです。

クリエイターの方々とお会いできる機会が少ないので、
今日もコピーライターの皆さんにお会いできて嬉しいです。
ぜひ仲良くしてください。

(自社商品じゃないモンダミンの広告も応募してたのはなんで?という声を受けて)

アース製薬さんがクライアントで
歯型がオリジナルソングを歌うCMを制作させて頂きました。
DNPは実は、レビをはじめとしたマスメディアや、
WEB、OOHなどのメディアバイイングもできる会社なんです。
中山佐知子さんにも大変お世話になっていて、
ラジオCMの企画制作も頑張っています。

荒木 雅 あらき まさし(電通)
日本マクドナルド チキチキン Webムービー
「チキチキチキチキチキンは BUY BUY BUY」
※欠席のため、受賞作をベースにした自己紹介動画でごあいさつです。

初めまして。荒木と申します。
私事ながら8月上旬に第一子を授かりまして、
現在育休中につき欠席となってしまい申し訳ありません。
うちには先住猫のとろろもいるのですが、
この子がまあ、ヤンキー気質でして。
(退院直後の赤ちゃんと初対面した猫のとろろさん、シャーシャーで赤ちゃんを威嚇しています)
あああ、ダメか。
2人が仲良くなることが目下の課題でございます。
我が子には日本昔話を見せ続けて、
大きくなったらこの仕事を自慢したいなと思っています。
それでは受賞コピーで締めさせていただきます。
🎵「チキチキチキチキチキンは BUY BUY BUY」
よろしくお願いいたします

串 大輝 くし ひろき(電通)
ソフトバンク 企業広告 ラジオCM
「私のタトゥーは、ママが刻んだ。」

串と申します。
ソフトバンクさんのラジオなんですけど、
4、5年ずっと商品広告のラジオCMを作ってて、
なかなか大変だったんですけど、
今年はなんか面白いものを作ろうよみたいなムードになりまして。
20秒で作らせていただいたのがこれです。
自分もいろいろ新人賞に応募させていただいた中で、
これが受賞の代表作に選ばれるんだとか、
しかもこの1行目が選ばれるんだみたいな。
そういうところも含めて嬉しいなという思い出とともに、
今おります。
あと名前が串っていうのはあんまりいないよねとか、
覚えやすいねとか言っていただくんですけど、
出身どこなの?とか言っていただくことも多くて。
広島県で、全然そんな広島にもいない苗字なんですけど、
なんかどうやら井村さんと吉岡さんと同じ高校らしいという情報が。
(吉岡さん:修道?修道だましぃー)
ちょっと電通には修道の先輩いないなんですけど、
ここに皆さんいらっしゃいました。
嫌じゃなければ仲良くしていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

藤原 慶太 ふじわら けいた(電通)
サントリー クラフトボス ラジオCM
「時代のせいにすんなよ!」

僕は学生時代、大学のお笑いサークルに入っておりまして、
令和ロマンとか真空ジェシカの川北さんを輩出した
慶應義塾大学お笑い道場「O-keis」というところで、
ライブをやったりとかですね。
二十歳の時にはワタナベエンターテインメントの養成所に行っていて、
ピン芸人をやってた時期が一瞬ありまして、
藤原ポツネンという名前でやっていたんですね。
会社でも自己紹介の場ではぜひポツと呼んでくださいと言っていたら、
色々な方に呼んでいただけて、
ぜひTCCの皆さんにもポツと呼んでいただけたらありがたいです。
受賞したラジオCMの最後の「令和の職場にサントリークラフトボス」、
僕がこれ読んでるんですね。
一番最後、渋い声で「むずかしいね」も。
つまりあの、出たいというか、もちろん書くのも好きなんですけど、
ちょっと出たいところもあるので、
ぜひ皆さんが作ったものに、予算大変な時とか、
ちょっと呼んでみようかなというときは、
お声がけいただければと思います。
よろしくお願いします 。

村上 るり子 むらかみ るりこ(BBDO J WEST)
九州広告業協会JAAAクリエイティブ研究会 ポスター
「つまらない広告は、1歳でも、わかる。」

BBDO J WESTの村上と申します。福岡からやってきました。
東京に来ると電博の人多くて、
めちゃくちゃ尻込みしちゃうなっていうところがあるんですが、
皆さんとお話したいなと思っているので、また後でお話しさせてください。

この案件は、企画の自由度が高くチャンス仕事ということで、
クリエイティブのメンバーみんなで企画出しに参加しました。
周りの先輩はすごい面白い方たちばかりなので、
ここで採用されないといけないなって思いながら、
焦りながら企画した覚えがあります。

この企画を思いついたというか、思い出したきっかけが、
4、5年ぐらい前に先輩が、
「息子が最近YouTubeを見せてたら広告スキップをし始めたんだよね」と、
鉄板話として、いろんなところでお話をしていて、
また言ってるわっていうぐらい話してたのでとても記憶に残っていました。

なので、企画出しをやるぞってなったときに、
あの先輩の話、ここに使えるかもって思って、
企画にすることができました。
あのとき先輩がいろいろ話してくれてよかったなと思ってます。

で、その先輩は去年、最高新人賞を取った平田さんで、
平田さんが最高新人賞を取ったときに、
私も同じように最高新人賞を取らないといけないよなって思っていたんですけど、
今年新人賞をいただいて、最高賞の壁はすごい高いなと感じました。

あとこのお仕事はポスターが代表になっているんですけど、
CMの方もけっこう頑張って作りました。
プロデューサーの方にこういう企画をやりたいんだと最初に話したときに、
じゃあ村上さんの代表作になるものを作りましょうと言っていただけて、
タレントを起用できるほどお金もなかったんですけど、
いろんな方に協力いただけて実現できたなと感謝しています。
なのでこのように評価いただけて、すごく嬉しいです。
ありがとうございました。

(田中さん、谷山さんからつまらない広告とされている「飲まんとゆるサンバ!」わりと面白い、との声も。)

萩原 志周 はぎわら むねひろ(電通)
第一三共ヘルスケア ルル ポスター
「ルルが広告したいもの。鼻毛」

電通に入社して、電通デジタルに出向していて、
今月からまた電通に戻ってきたので社名がいろいろなんです。
萩原と申します。よろしくお願いします。

この賞を受賞できて、
いろんな先輩に、ありがとうございましたみたいなメールを送ったときに、
先輩からちょっとこの一年は、
萩原じゃなくて鼻毛の萩原と名乗れとすごい強く言われて、
いま、鼻毛の萩原ですって言おうかどうか迷ってるんですけど、
もう一回、自己紹介をさせていただければと思います。
鼻毛の萩原です。よろしくお願いします。
ありがとうございます。

當麻 和香子 とうま わかこ(電通)
吉本興業ホールディングス 企業・SDGs Webムービー
「おふくろの味やろ!
 ・・・とは限らへんか。」

當麻です。
これはシリーズで同じようにコントで5本に応募したんですけど、
これだけすごい個人的な経験から由来してる、
個人的なものがこうベロンと出てきたコピーだったんで、
受賞できたこと自体嬉しいんですけど、
それ以上に審査員の人ってこう、
念みたいなものを嗅ぎ取ってもらえるんだみたいに、
すごく感動して胸引き締まる思いになりました。
「おふくろの味やろ!…とは限らへんか。」って
おとんの味やみたいなものに対するツッコミとして書いたんですけど、
個人的な思いって言ったんですが、
おとんの味も食べたことないんです。
けど、兄がいまして、兄が数年間の行方不明を経て、蕎麦職人になってて、
お兄の味はお金を払えば食べれるという状況になりました、
蕎麦界の二郎と呼ばれて美味しいので「入谷角萬」です。
皆さんぜひ。
(谷山さんから「有名な店じゃん。行ったことある。ほんとほんとほんと。蕎麦界の二郎」の声が)
蕎麦界の二郎の妹として當麻です。
よろしくお願いします。

矢野 笑子 やの えみこ(博報堂クリエイティブボックス)
リクルート Airレジオーダー テレビCM
「常連の豊川さんが、おしゃべりだった。」

博報堂クリエイティブボックスの矢野と申します。
井村さんと吉岡さんの高校じゃなくて、会社の後輩になります。
私は立食パーティーがすごい嫌いで。
来たとき椅子があって本当に安心したんですけど
椅子が撤去されて死にそうになりましたけど、嬉しいです。
この仕事は元々競合の仕事で、
CDは吉兼さんでみたいな感じで、私の企画で競合に勝って、
しかも TCC も取れて。(「吉兼のおかげではない、と」という声に答えて)
私の力でとりました。
すごい。本当に嬉しいです。
皆さんよろしくお願いします。

松田 綾乃 まつだ あやの(博報堂ケトル)
三省堂書店 秋の読書推進月間 ポスター
「あなたを、心地よく傷つける。そんな言葉が本にはある。」

先ほどの矢野ちゃんの1個上の先輩の博報堂、で、
今ケトルにいます松田と申します。
この仕事は元々私が三省堂書店さんをもう4年半くらい担当しています。
神保町に本店があるんですけど、一時閉店して、
いま書店って本当に厳しくて、
もう思い切って再出発するみたいなときから、
今年ちょうどオープンして、
そこまでずっと一緒に仕事させていただきました。
新店の話だけじゃなくて、読書週間のポスターだったり、
ひとつひとつのテーマのポスターも、
ずっとやらせていただいてきました。
でも、賞でいうと4年間いろいろ出してきたんですけど、
全然なかなか取れなくてですね。で、自分の出産とかもあって、
ちょっと行き詰まってるのかなみたいに思ってたときに賞をいただけて、
すごく自分の中では励みになりました。
今日もこうやって集まると
言葉をすごく愛している方が多くて嬉しいなと思います。
さっき野田さんとお話して、
野田さんも丸善のジュンク堂の書店で、大きい仕事ではないけど、
コピーでいろいろ頑張ってらっしゃるみたいな話を聞いて、
いやもう盛り上げていきましょうねと話もできて、
すごく嬉しかったです。

井村さんよりコメント
松田さん前に「いったん、しおりを挟みます。」っていうのを、書いてらっしゃって。TCC取れなくて泣いてた。
今回たまたまコメントを書いてますので読んでみてください。

高津 颯真 こうづ そうま(東急エージェンシー)
日本地雷処理を支援する会 企業広告 ポスター
「その場で、殺すなんてもったいない。」

東急エージェンシーでコピーライターやってます。高津です。
クライアント名がちょっと強すぎるからずるいじゃんみたいなこと、
ときどき言われるんですけど、
けっこうインパクトのある活動をされている方々で、
構成員の方のほとんどが自衛隊の出身の方の団体さんで、
実際に海外に行って自分の手で地雷処理されているという、
大げさじゃなく命がけで活動されている団体さんです。
なので、言葉に嘘があってはいけないなっていうことを意識して
コピーを書かせていただきました。
コピーを書くこと以上に、この写真を探すのも大変で、
実際に他の団体さん、NGOさんとかに声をかけて
写真使わせてもらえませんかと話したり、
使っている写真も20年前にフェイスブックに上げていた写真を使ったりして、
そういういろいろ、やりがいのある仕事でした。
僕は暗いコピーしか書けないっていうのが悩みで、
4年ぐらい前に三島さんにお会いしたときに相談したことがあって、
そしたら明るいデザインできる人と組んだらいいんじゃない?
っていうアドバイスをいただきました。
今回、また暗いコピーに暗いデザインで
ちょっとどうしたのかなっていう感じです。

 

最後は、本年の東京コピーライターズクラブ最高新人賞の受賞者です。

鳥巣 智行 とりす ともゆき(Better)
長崎新聞社 8.9平和企画 新聞広告
「長崎は地獄だった。」

私は2008年に電通に入社をしまして、
2021年に退職して、故郷の長崎でBetterという会社を立ち上げました。
なので全然新人という年齢でもないですし、
東京コピーライターズクラブなのに長崎が拠点だというにも関わらず、
新人賞を与えてくれるTCCの懐の深さに感謝しています。
ありがとうございます。

ところで先ほど野村さんが行かれた辞本涯、
三島さんも行かれていたということでしたが、
実は私も行っています。
今回の受賞も、辞本涯のおかげかもしれません。
もしこれからもっと頑張って仕事をしたいという方は、
ご連絡いただければ辞本涯へのツアーを企画します。

今回受賞した広告のコピーは、長崎新聞は1996年から
「私の被爆ノート」という被爆者の証言を連載する企画をやっていまして、
その証言をもとに制作しています。
なので、私が書いた言葉ではありますが、
被爆者の皆さんが勇気を出して自分の体験を語ってくれた言葉、
そしてそれを長崎新聞社の記者の方が
次世代に繋ごうという気持ちで紡いでいった言葉。
それを元に私がコピーを書かせていただいたことで、
そういった言葉が繋がって、
今回こういった賞をいただけたのかなと思っています。
ですので、ここまで言葉をつないでくださった、
いろんな方に感謝しかありません。
ありがとうございます。

(辞本涯先輩として三島さんからひとこと)
ちなみにいま電通にいる電通のクリエイティブ役員の真鍋さんも
辞本涯に行ったと紹介されている、本当に縁起のいい場所です。
★
新人会員の皆さん、おめでとうございます。
TCC 授賞式は12月11日金曜日にウェスティンホテル東京で開催を予定しております。
その時にまた皆さんとお会いしましょう。

次は恒例の同期会の名前決めです。

突然ですが新人賞同期会ネーミング大会!
2026年度新入会員の同期会のネーミングを新人の皆さん自身が行います。
一人1案、欠席の方、都合により先に帰られた方を除いた19人が提出。
至極の19案が出揃いました 。新人自身の挙手し、多数決でネーミングが決定します。

ネーミング案
「ずっとこの夏がいいのに。(ずと夏)」「ニンマリクラブ」「感謝の会」「公園」「2次会したい会」
「テーブルの会」「平和」「スダチ」「対話大変だったね‥」「お風呂(風呂に26のふりがな)」
「二郎会(二郎に26のふりがな)こってりしたコピーライターの会」「最後の谷山世代」「辞本涯」
「辞本洼(じほんがん)」※辞本涯の間違えと判明し、辞本涯が2案に。
「なかむらただし社」「ちゃほん会」「空海」「汐留多」「ちゃんとメールを読もう会」

結果、「辞本涯」が投票多数で、2026年同期会のネーミングに決定しました。
そして、ここで初めて、ネーミング発案者が同期会の会長になることが伝えられました。
命名者は、青山紀恵さん。青山さんが同期会会長です。
「みんなググったと思います。行ったことがないので、私は行きたいです。」
そして、会長が副会長2名を指名できることも発表されました。
青山さんが選んだのは、三木小夜子さんと高津颯真さん。
おめでとうございます。同期の交流をよろしくお願いします。

2026年度 TCC賞 審査委員長の三島邦彦さんから
中締めのご挨拶

コピーライターの三島です。
本日は辞本涯の皆様。
TCC 新人賞ならびに最高新人賞、おめでとうございます。
入ってみてわかったと思うんですけど、
入る前はTCCっていうのはすごくなんか感じ悪いサロンだっていうふうに
思ってると思うんですけど、いざ入ったらものすごい手作りの団体といいますか、
泰延さんや井村さんがこういう感じで司会をする団体なんだっていう、
驚きと発見があったかなと思いますが、
それを担うのもまた皆さんであるっていうことを思ってもらえればなと思います。
参加するととても楽しいですし、
我々は同じクラブのメンバーなんだと思ってもらえればなと思います。
審査の時も同じクラブのメンバーになる人を迎え入れるっていう気持ちで
みんな審査して皆さんを迎え入れているので、
ぜひ仲良く一緒にこの困難な時代を乗り越えて行ければなと思います。
本日は本当におめでとうございます。
仲良くしてください。
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最後にみんなで集合写真を撮って、お開きとなりました。