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席をゆずらなかった。 言い訳ばかりを考えていた。 ケータイ灰皿は、どんな場所でも 吸っていい許可証じゃない。
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ドアにはさまれると痛い。 さらに視線も痛い。 吸いがらを排水溝に捨てた。 というか隠した。
駅は街の玄関。 玄関先に捨てないでほしい。 火はつねに、自分ではなく、 他人を向いている。
人ごみで 吸ってはいけない。 人のコートは だいたい高い。 捨てる人は、拾わない。 捨てない人が、拾っている。 すれ違う母の目は、 私のたばこを 追っていた。 スタンド灰皿。 火を消さないで 入れるのは、 煙をふやす 行為だ。
ケータイ灰皿は、どんな場所でも 吸っていい許可証じゃない。 煙の行方。 本人だけが、 他人事でした。 枯葉の舗道に、ポイ捨てをした。 たき火の材料がそろった。 火の粉が飛んだ。 被害者が、自分でよかった・・・。
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岡本欣也おかもと きんや
2000年入会