糸井重里 | 東京コピーライターズクラブ（TCC）

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糸井重里

年鑑掲載一覧

1980年
「あったかいなぁ、あったかいなぁ」って、兄貴は、頭まであったかくなってしまった。

雑誌
1980年
いいコートは呟く。塹壕に帰ろうよ、塹壕に帰ろうよ。

雑誌
1980年
ほんとにイヤな奴でも、J・プレスを着ると、「粋な悪役」みたいになっちゃって…。

雑誌
1980年
小さめの貝ボタンを、洗面所で拾った。 J・プレスの、衿先のボタンだな。

雑誌
1980年
好きなコートは、汽車の座席の匂いがします。そのコートを見ながら、いろんなことを思い出しているうちに、掌篇小説のプロットぐらいなら、いくつでも浮かんできます。　いろんな人々の顔が、コートのスクリーンに、映っては消え、映っては消え、するのです。

ポスター
1980年
あなたのくせが、うつったままね。書く文字が左さがりになっている。新しい本のカバーを捨ててしまう。コーヒーに、お砂糖を一杯。スプーンを使わずに、カップを揺らして飲む。

雑誌
1980年
よろしく。

ポスター
1979年
目玉焼(めだまやき)が欲(ほ)しくても、鶏(にわとり)が卵(たまご)を産(う)まなければ食(た)べられない。ミルクが飲(の)みたくても、牛(うし)が乳(ちち)を搾(しぼ)らせてくれなければ手(て)に入(はい)らない。機械(きかい)やら電気(でんき) やらも万能(ばんのう)ではありません。私(わたくし)たちが一九〇二年(ねん)以来(いらい)、一等(いっとう)頼(たよ)りにしてきたのは人間(にんげん)の手(て)。私(わたくし)たちのスーツは、停電(ていでん)になってもつくれますが、人間(にんげん)が休(やす)むと、ボタン付(つ)けさえ出来(でき)ません。私(わたくし)たちは、J(ジェイ)・プレスです。

雑誌
1979年
スポーツ観戦(かんせん)で下品(げひん)な野次(やじ)を飛(と)ばす時(とき)、地下鉄(ちかてつ)やバスで座席(ざせき)の奪(うば)い合(あ)いに加(くわ)わる時、女性(じょせい)に対(たい)して暴力(ぼうりょく)を振(ふ) るう時(とき)、男(おとこ)の友情(ゆうじょう)を裏切(うらぎ)らねばならない時(とき)、如何(いかが)わしい場所(ばしょ)に出入(でい)りする時人生(じんせい)に希望(きぼう)を失(うしな)った時(とき)には、ご面倒(めんどう)でも、私(わたくし)たちの誇(ほこ)り高(たか)いスーツを脱(ぬ)いで戴(いただ)きたい。傍(はた)の人人(ひとびと)に、宣伝(せんでん)が嘘(うそ)だと思(おも)われてしまいますから。私(わたくし)たちは、J・プレスです。

雑誌
1979年
門外不出の虎の巻を公表したドジャースの勇気について。

雑誌
1979年
ポパイの読者なら、絶対に当てて欲しい。私は誰だ?

雑誌
1979年
ひとつ、言える。日本の政治家には似合わないだろう。

雑誌
1979年
100万人の、おねしょともだちへ。

新聞
1979年
俺を見ろ。俺を聞け。俺を追え。

ポスター
1979年
ホテル編 TVCM 15秒

TVCM

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糸井重里いとい　しげさと

1975年入会

　