昨日と同じ子どもはいません。 子どもの変化が非常に速いことは、大人なら、まして教員であれば、当然のように
受け止めることです。では、どれくらし速いのかと言われたら、「昨日と同じ子ども
はいない」という答えが適切ではないかと思います。子どもは毎日、何かを学び、
何かを感じ取って成長していきます。それは目に見えない小さなことかもしれません
が、確実に変化しています。ところが、子どもの変化の速さを認識している大人で
あっても、無意識のうちに「この子はこういう子だ」とか、「この子はこういうとき、
こんな行動をとる」などと、過去の情報に基づいて考えてしまいがちです。もちろん、
それがあてはまる場合もあるとは思いますが、「昨日と同じ子どもはいない」ことを
忘れずに、変化の兆しや成長の跡を見逃さないようにしたいものです。

いい先生になろう。

NO.88048

広告主 日本教育大学院大学
業種 金融・保険・公共・教育および学校
媒体 ポスター
コピーライター 谷野栄治
掲載年度 2015年
掲載ページ 318