滅ぶなコーラ。 はるか昔。
生命にとって、食は飢えを
しのぐものだった。ヒトがそれを変えた。
狩猟。農耕。火の発見。文明の誕生。
調理技術、保存技術の発達。
食は嗜好になり、朝昼晩の食事となった。
ヒトはさらに間食を覚える。摂取カロリーは
増加。文明は肥満を生んだ。地球の歴史上、
いまほど太りやすい時代はない。
コーラ。19世紀、薬剤師の手によって誕生した飲み物。
その味は多くの人々に愛され、世界を代表する清涼飲料となった。
しかし、その反面、ある人々にとってコーラは、肥満の代名詞とも
なった。時は流れ、ヒトはコーラにも健康を求めはじめる。
コーラを滅ぼしたくない。ペプシはそう考える。この飲み物が
あり続ける世界のほうがきっと楽しいと思うから。健康へ。無謀な挑戦かも
しれない。しかし、いま、ペプシは思う。進化はいつだって挑戦からはじまるんだと。

ペプシは健康へ。

NO.87037

広告主 サントリー
業種 食品・飲料
媒体 新聞
コピーライター 照井晶博
掲載年度 2014年
掲載ページ 330