1月
煙の行方。本人だけが、
他人事でした。

2月
お気に入りを見つけたら、
ケータイ灰皿は、荷物ではなくなる。

3月
誰もが届く場所。ポイ捨ては、
そこに火を置くことだった。

4月
私に手を振る人がいた。
煙を払う仕草だった。

5月
人ごみで吸っていた。
そこだけ、すいていた。

6月
雨にあたると、たばこは、
ふえるゴミだった。

7月
拾えば汗をかくことを、
知ってる人はポイ捨てしない。

8月
砂浜に、たばこを埋めた。
砂場に、埋めたのと同じだ。

9月
煙とすれ違う時、
そっと息を止めています。

10月
枯葉の舗道に、ポイ捨てをした。
たき火の材料がそろった。

11月
火を消さないで入れるのは、
煙のポイ捨てかもしれない。

12月
人ごみで吸ってはいけない。
人のコートはだいたい高い。 あなたが気づけばマナーは変わる。

JT

NO.85276

広告主 日本たばこ産業
業種 酒類・タバコ
媒体 その他
コピーライター 岡本欣也
掲載年度 2013年
掲載ページ 175