キリンビール・ベイビー BEER'S NEW

そもそものきっかけは、キリンビール横浜工場のテクニカルセンター。ここには世界中のビールに関する様々なデータやノウハウが集められています。このビールの未来博のような工場に、ある日、バイオリアクター(生物反応装置)なる不思議な物体が出現しました。中には、キリン独自の技術から生まれた粒状のセラミックがぎっしり。さらにその一粒一粒の中には酵母が無数に住みついています。ここに麦汁を流し込むと、ふつう60日はかかる「発酵」がなんと3日で終ってしまう!これはすごいぞ、と大騒ぎになったわけです。キリンは従来の発酵法とバイオリアクターを組み合わせた<多段階発酵方式>を世界で初めて開発し、“香味バランスを自由自在に調節できる画期的システム”に成功。今までは不可能だったような新しいうまさへの可能性も一気に高まったのです。●ビールが驚くほど小さなスペースで作れる。すぐ作れる。しかももっとおいしく作れるようになる。コーヒーメーカーみたいに、自分で好きなようにビールが作れる時代だって来るかもしれない。そんな夢もふくらみそうなニュースでした。●10年後、20年後。ビールはどう変わっていくのだろう。“未来のビール”のノウハウを着々と蓄える、最近のキリンです。

どこまでおいしくなれるだろう。
KIRIN

NO.7667

広告主 キリンビール
業種 酒類・タバコ
媒体 新聞
コピーライター 佐々木宏
掲載年度 1990年
掲載ページ 59