資生堂
ブラバス
父の香り 90” SE:結婚式場扉前~
娘:久しぶりに父と会ったのは、
結婚式場だった。
今はもう、別の家族と暮らす父・・・
めったに会うこともない人と、
ヴァージンロードで並ぶのは
いわゆる世間体というやつだろうか。
会場係:じゃ、お父様こちらで。
お嬢様こちらでお願いします・・・
2人:はい・・・
娘:・・・でも、父の腕に手をかけたとき
ふいに、懐かしさに包まれた・・・
胸がいっぱいになった・・・
M:~
娘:それは、休日の香り・・・
忙しかった父に・・・その首筋に・・・
思いきり甘えた日。
この香りの中にいた。
そして、あなたは、恋しいときには
いつも、いなかった・・・
男の人って、変えないんですね・・・
それは、鏡の前に並んでいた、
ブラバスの香り。
遠い昔の、父の匂い・・・
いま、思いだした・・・
私、お父さんっ子だったんだ。
NA:それは誰かの、忘れられない香り・・・
発売以来33年のロングセラー。
いつも、心に若さの、ブラバス。

NO.433

広告主 資生堂
業種 化粧品・薬品・サイエンス・日用雑貨
媒体 ラジオCM
コピーライター 福本ゆみ
掲載年度 2002年
掲載ページ 152