日本音楽著作権協会(JASRAC)
日本音楽著作権協会
才能のリレー 120秒 M:♪~「展覧会の絵」1番目の
プロムナード
NA:ロシアの作曲家のムソルグスキーの
組曲「展覧会の絵」…
1874年。亡くなった友人ハルトマンの
回顧展に刺激され作られた曲です。
でも、この曲が人前で演奏される機会は
なく、ムソルグスキーは42才という
若さで亡くなってしまいます。
しかし、彼の死は「才能のリレー」の
スタートでもあったわけです。
5年後、バトンを受け取ったのは
友人のリムスキー=コルサコフ。
「この曲を人々に聴いてもらいたい」と
走り始めたのです。
世間受けするように
楽譜にも手を加えました。
楽譜は出版されたのですが、
評価はされませんでした。
才能のリレーは続いていたのです。
「この曲は大きな可能性がある!」
1922年、バトンを受け取ったのは
「オーケストラの魔術師」
フランスの作曲家ラヴェル。
ラヴェル編曲の「展覧会の絵」は
華やかな管弦楽曲に生まれ変わり、
世界中のオーケストラが演奏する曲に。
ムソルグスキーの才能は、
世界へ躍り出ます。
曲が生まれて130年以上…
ピアニストは原典版し、
「友情と才能のリレーから生まれた名曲」
は、ロック、ジャズ…ジャンルを超えて
演奏され、「ムソルグスキーのバトン」は
新しい時代の音楽家たちに
受け継がれていきます。
才能のリレーがいつまでも
続きますように。
JASRAC 日本著作権協会

NO.33827

広告主 日本音楽著作権協会
業種 娯楽(公営ギャンブル・遊園地)・スポーツおよびスポーツ用品・各種の民間イベントやリサイタルやショー・音楽関係
媒体 ラジオCM
コピーライター 長谷川智子
掲載年度 2011年
掲載ページ 464