持ちたく
ない
レジ袋。 レジ袋の削減と、それに伴うCO2の排出問題を
デザインはどこまで解決できるのだろう。
持ちたくなるエコバッグのデザイン?
いや、もしかしたら問題の本質に近づけるのは、
「持ちたくない」レジ袋を
デザインする事かもしれない。
一見、数字が印字されているだけのレジ袋。しかし、
この数字はレジ袋が生産・焼却される際に発生する
CO2の排出量である。
CO2の排出量を表記することで、
レジ袋の利用が地球温暖化に直結することを伝える。
このレジ袋を持って街を歩けば、
だれでも一瞬にして悪役になれる。
このような思いでデザインした
持ちたくないレジ袋。
ぜひ、全国のスーパーやコンビニで
ご利用いただき、あまり補充されることのない
レジ袋として生活者の皆さまの近くに置いてください。
レジ袋も食物も、同じ地球からの恵み。
もし、レジ袋を使わなければいけない時は、
地球に向かってこうつぶやいてください。
地球の資源を「いただきます」と。

NO.28878

広告主 環境ビジネスウィメン
業種 ネーミング・カタログ・パンフレット
媒体 ネーミング
コピーライター 安田健一
掲載年度 2010年
掲載ページ 326