大きな場所は、
小さく冷やせ。 株式会社エフ・シー・シー 鈴鹿工場
空調をはじめ、照明、厨房にいたるまで、効率的なエネルギー運用を提案。
世界のオートバイ関係者で知らない人はいない、といわれるエフ・シー・シー。鈴鹿8時間耐久レースの優勝をはじめ、
数々の勝利に貢献しつづける「クラッチ」のトップブランドは、三重県鈴鹿市にその工場のひとつがあります。新工場の
建設にあたって、課題は、ずばりエネルギーの効率化。鋳造や加工、組み立てなどの機械化と生産規模の拡大とも
ない、消費エネルギーの増加が予想されました。私たちは、工場をあらゆる側面から検証し、もっとも有効な機器や
利用方法を提案。なかでも、力を注いだのは、工場内の空調でした。今回採用された「スポット空調」は、大空間の
すべてではなく、人のいる場所だけを快適に、ムダなく空調するもの。なにより、熱源がヒートポンプなので、CO2の排出を
おさえた効率のいい運転を実現しました。太陽光を取り入れる「天窓」や、厨房の室温上昇をおさえ、冷房負荷を低減
できる「電化厨房」、空気の熱でお湯を沸かす「エコキュート」の採用など、省エネのためのさまざまな工夫がなされた
新工場。旧工場で運転状況のデータをつぶさに測定するなどの努力が、この工場での成果につながっています。スタッフ
の節電意識も高まり、「生産の規模は増えているのに、電力量は以前のまま」と工場長の喜びの声が届いています。

エネルギーを愛するソリューション。 中部電力

NO.28537

広告主 中部電力
業種 精密機器・産業資材・住宅・不動産
媒体 その他
コピーライター 岩崎俊一 米田恵子
掲載年度 2010年
掲載ページ 204