スクウェア ファイナルファンタジーVIII
アポロの帰還 120
NA:当初の飛行計画によれば
飛行士たちの休息は
22時から8時間と決められていたが
この事故によって大幅に改変された。
まずひとりを4時から10時まで
その後、残りのふたりを
11時から17時まで休息させる。
17時には3人全員が作業体制をとる。
そうして、うまくいけば
アポロ13号は
ゆっくりと月をまわって
少なくとも地球の大気圏までは
帰ってこられるだろう。
女:爆発事故が起きたのは打ち上げから
55時間54分53秒めのことだった。
宇宙船は
3つの燃料電池のうちふたつを失い
ふたつの酸素タンクのひとつを失い
さらに残ったタンクからも
酸素がもれはじめていた。
船内の温度は下がり、
同時に水も供給されなくなった。
アポロ13号は、
爆発事故から87時間後に
地球の青い海に着水する。
この救命ボートと化した宇宙船を
無事に帰還させたNASAの科学力は
現在、アポロ11号の月面着陸よりも
評価されているそうだ。
間もなく、午後5時
1970年、3人の飛行士たちは
全員休息を終え
地球へもどる作業を開始します。
もし、誰かに導かれるように
運命のストーリーが決まっていても
ドラマを生み出すのは
いつも人間の心なのだと思う。
人間たちの物語
ファイナルファンタジーVIII、今日発売。

NO.2372

広告主 スクウェア
業種 娯楽(公営ギャンブル・遊園地)・スポーツおよびスポーツ用品・各種の民間イベントやリサイタルやショー・音楽関係
媒体 ラジオCM
コピーライター 中山佐知子
掲載年度 1999年
掲載ページ 177