キユーピーマヨネーズ ワンダフルベジタブル・レタス 90 (2つのストーリーと2つの音楽がリミックスされていく)
M:
♪~(曲A)
女性:
どこでも眠れるのが特技だったマリコさんが、
近ごろ寝つきがよくなくなったのは
恋の悩みや仕事のストレスではなく、
眠りに落ちる瞬間に興味をもってしまったからだ。
M:
♪~(曲B)
男性:
古代ギリシャの哲学者、
アリストテレスは、「睡眠と覚醒について」という論文を残した。
彼が食べていた野菜のひとつがレタス。
偶然にもレタスと睡眠の関係は深い。
M:
♪~(曲A)
女性:
マリコさんは眠りにつく瞬間を、
現実から夢の世界に落ちる滑り台と考えた。
それはどんなデザイン?角度は急なの?
想像するほどに、目が冴えていく。
M:
♪~(曲B)
男性:
レタスの語源は、ラテン語のお乳。
茎をパキッと折ると、ミルクのような白い汁が出るからだ。
その汁には、眠りを誘う不思議な力がある。
M:
♪~(曲A)
女性:
眠れないことが不安になったマリコさんは、
別の想像をしはじめる。
ここが真夜中でも、ヨーロッパではまだ明るいディナータイム。
みんなが前菜のサラダを食べている頃だ。
世界は一度に眠らない。
彼女はサラダが食べたくなってきた。
M:
♪~(曲B)
男性:
「レタスを食べるとよく眠れる」というのは、
ヨーロッパでは昔からの知恵。
英国の有名なウサギの絵本にも、
レタスを食べ過ぎて眠ってしまったというエピソードがある。
M:
♪~(曲Aと曲Bがかさなりあってひとつになる)
女性:
眠りにつけないマリコさんが、冷蔵庫からレタスをとりだし、
男性:
ヨーロッパの母親たちが、
子どもがぐっすり眠れるように
レタスのサラダをつくり、
女性:
今日もレタスは、
男女:
誰かの夢への入り口になる。
WONDERFUL VEGETABLE LIFE!
キユーピーマヨネーズ
NO.21568
広告主 | キユーピー |
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受賞 | 新人賞 |
業種 | 食品・飲料 |
媒体 | ラジオCM |
コピーライター | 薄景子 |
掲載年度 | 2006年 |
掲載ページ | 384 |
薄景子すすき けいこ
2006年入会