味の素　企業　包丁の音　130...

味の素　企業　包丁の音　130 NA：あなたは、目を閉じて、「包丁」を使うことができますか。
あなたは、目を閉じて「炒め物」をつくることができますか。
あなたは、目を閉じて「天ぷら」を揚げることができますか。
NA：日本には、30万人を超える視覚障害者がいらっしゃいます。
そして、多くの方が、当たり前のように、毎日料理をしています。
視覚障害者：千六本にするときは、このときはあの、少しずつ手探りで・・・。（ライブ音声）
SE：サクッ、サクッ、サクッ、サクッ（野菜を切る音
ライブSE)
SE：ジュワー（天ぷらを揚げる音
ライブSE)
視覚障害者：はねる音が少し静かになったときに・・・。（ライブ音声）
M：（F.l.)～
NA：視覚に頼らずに、刃物や火を扱うことは、もちろん簡単なことではありません。
同様に、塩やコショウなどの調味料をきちんと使い分けることも、なかなか困難な作業だそうです。
味の素の和風調味料「ほんだし」と中華調味料「中華あじ」もボトルの形状がほぼ同じで間違えやすいということを
私たちは、視覚障害者の方からの声を聞いて、初めて知りました。
味の素は、ただちに、その対策として、
「ほんだし」と「中華あじ」のボトルキャップの溝の幅と深さを変えて、
触っただけで、ふたつをしっかり区別できるようにしました。
それでも、そっちがどっちか忘れてしまう場合もあるかもしれません。
そんなときは、ボトルを振ってみてください。
SE：シャカシャカシャカ
NA：ちょっとにぎやかな音がするほうが、「ほんだし」
SE：サラサラサラ
ちょっと上品な音がする方が、「中華あじ」です。
NA：味の素は、ひとつひとつ、すすめｔりきます。
お客様が心から選びやすく、使いやすいと思える商品づくりを。
SL：あしたのもと、味の素