サッポロビール サッポロ

黒ラベル サッポロ本音の生中継
まじめな名称 120 SE:(ゴーーーーーー、ゴーーーーーー。)巨大コンバインの通過音。
男:え~~~、この音、何の音かわかりますか?!
コンバインの刈り取り音です。
もう、むっちゃでかいコンバイン。
ダンプよりでかい。
もう、2階建ての家が、5軒くらい来て、
くっついて、ガーっといっている感じです。
ドーム球場、何百、何千位の、麦畑が、
こう、ほら、広がっています。
SE:ザワザワザワ(手で麦をかきわける音)
男:サッポロは、オーストラリアだけじゃなくてですねぇ、
カナダでも、中国でも、ヨーロッパでも、
麦芽やホップの『協働契約栽培』を進めています。
本音で言うたらね、『協働契約栽培』という言いまわしね、
サッポロビールの中でも、
「かたすぎるんちゃうか」と、
「なんかもう社会科の教科書に出てきそうな名前や」とかね、
いろいろ、そういう人もいろいろ、いるんですけどね、
『コラボレーション栽培』の方がおしゃれちゃうのとか、
『おいしさ栽培』の方が、主婦的にいって、いけてんのちゃうのとかね、
いろいろあります。
そやけどサッポロビールは、
『協働契約栽培』という言いまわしにこだわっていると、
なんか、もう、ゴホン、ゴホン(咳き込む)、
根っからですね、マジメなんですよ。
「2006年までに、麦芽とホップを100%、『協働契約栽培』にする」。
もうなんべん言うてもね、
舌がもつれそうになって、
ほんま、意味も伝わんのかいな、と思うけれども、
カタブツやと思われても、とことんそれでいくみたいな、
そういう会社です。
それを、最新のヒットチャートを流してるような、
FM局でなんべんも言うていったら、
サッポロを好きになってもらうみたいな、
そういう近道やいうことを、
まじめに、信じています。
ボクもこのオーストラリアの、この麦畑まで、
この、ほんまに、ほんまに、麦畑まで来てですねぇ、
SE:ザワザワザワ(手でしつこく麦をかきわける音)
男:これ、なんか、こう、ビールって、
畑でつくってんのやなあということを、実感し、
ジーンときます。
この気持ちを、オーストラリアの麦畑から、
みなさんにお伝えするために、、、、、、、、、
走ります。
SE:ザッ、ザッ、ザッザアー(麦畑を駆け抜ける音)

NO.20206

広告主 サッポロビール
業種 酒類・タバコ
媒体 ラジオCM
コピーライター 福島和人
掲載年度 2005年
掲載ページ 116