ボウリング場の
貸靴は、
今日もちゃんとダサい。 1970年代、日本で空輸のボウリングブームが起きました。
プロボウラーの試合はテレビ中継され、
ボウリングウェアは最先端ファッションとして支持されました。
しかし、その影響で問題となったのが、貸靴の盗難です。
頭を抱えたボウリング場は、ある策を講じました。
それは、野暮ったいデザインと奇抜な色使いにすること。
履くにはためらう靴にすることで犯罪に歯止めをかけ、
それが現在にまで続いているのです。
あえてカッコ悪くする。その大胆なアイデアに、脱帽です。

靴のおもしろさを、もっと。

NO.2019193

広告主 ヒラキ
受賞 ファイナリスト
業種 デパート・スーパー・専門店(流通)・繊維・ファッション
媒体 ポスター
コピーライター 盛田真介
掲載年度 2019年
掲載ページ 273

盛田真介もりた しんすけ

2006年入会