保護犬啓蒙/
保護犬を飼う、を当たり前に。篇 201秒 夫:
子育てが終わった。
時間もお金もちゃんとある。
でも、何かが足りない。
犬とか、どうかな?

妻:
私たちの歳で、最期まで面倒見切れるかしら。

犬:
名前を呼んでくれる人が、世界から消えました。
どこかの知らない人たちが、
キレイに体を洗ってくれました。

夫婦:
保護犬?

S:
保護犬を買うメリット①
成犬が多いので落ち着きがあり、高齢者でも飼いやすい。
保護犬を買うメリット②
訓練士やボランティアによって、基本的なしつけが済んでいる。
保護犬を買うメリット③
保護犬に多い雑種は、かしこくて病気に強い子が多い。

夫婦:
ふーん…

S:
犬とのお見合いに行きました。
かわいそうな子はいませんでした。
かわいい子しかしませんでした。
犬と人、どちらも幸せになるための審査がありました。
一か月のお試し期間がありました。

夫:
思うようには、いかないなあ。

犬:
思うようには、いかないなあ。

夫:
保護犬を飼うって、特別なことなんだろうか。

犬:
犬は自分のことを、保護犬だと思ってないよ。

夫:
もう一度、行ってみよう。

犬:
新しい名前をもらいました。

夫婦:
◯◯◯!

S:
犬が言われて
いちばんうれしい言葉は、
自分の名前だと思う。

CI:
ONE MORE
保護犬を飼う、を当たり前に。

NO.2018758

広告主 ONE MORE
受賞
業種 金融・保険・公共・教育および学校
媒体 WEB
コピーライター 野澤幸司
掲載年度 2018年
掲載ページ 493