神様篇　サントリーオールド　60...

神様篇　サントリーオールド　60 ピーター：
どうも、神様です。
この樽の中で、ウイスキーが
眠りはじめて、まだ1年。
悲しい人が飲むのか、
うれしい人が飲む酒なのか。
そんなことはわかりません。

S：
そして、ひと昔ほどたちました。

ピーター：
夢を見ました。
私は仕事中毒の刑事で、
汚いレインコートを着ていて…
妻を愛しておりました。

シェラ：
誰と話してるの？

ピーター：
いい男といい酒は、ほんとうに、
よく眠るものなんですね。
退屈させて、
もうしわけありませんでした。

N・S：
サントリーオールドウィスキー

S：
むかしむかしは麦でした。