《書籍紹介》雨の器 益岡茱萸句集/益岡茱萸(福本ゆみ)著
会員の福本ゆみさんから、著書の紹介です。
日々のささやかな思いを俳句の中に残せるのは幸せなこと

(書影・ふらんす堂HPより)
第4回稲畑汀子賞奨励賞受賞!
※日本最大級の俳句結社の一つである「公益社団法人 伝統俳句協会」が授与する賞。
この賞の名前になっている稲畑汀子(1931-2022)は、
近代俳句の父・高浜虚子の孫であり、「ホトトギス」の主宰を継承した人物。
■著者による紹介文より抜粋
第一句集『汽水』を出版して、十年が経った。
その間の忘れられない出来事といえば、
身近な人が多く鬼籍に入ったことだろうか。
共に語ることのできなくなった想い出は、
消えることはないけれど、ただ寂しく漂うばかりだ。
『雨の器』には、人以外の生き物の句が多い。
命の儚さへの思いを、彼らの短い生に託したのかもしれない。
*
誰にとっても、有限の持ち時間の中で、
日々のささやかな想いを俳句の中に残せるのは
幸せなことだと思う。書き留めなければ
消えていってしまっただろう。
■書評より抜粋
益岡茱萸さんの句には、たった17文字の中に物語が潜んでいる。
詩人というよりは、僕にはO・ヘンリーのような短編作家のように見える。
虫も氷も、命を与えられて、人間の不思議さやおかしみを演じている。
(小田桐風々)
■装丁について
カバーは、裏表に印刷が施された1枚の大きな紙を折ったもの。
隙間から見える色は、薄いグリーンから薄いピンクのグラデーション。
今までにない造本となっています。
https://furansudo.com/archives/36510
■著者紹介
益岡茱萸(ますおかぐみ)/福本ゆみ
コピーライター・ディレクターとしての活動の傍ら、
星野高士氏を師とする広告制作者の句会に参加。
以来、俳句を楽しむ生活に。玉藻同人。
第一句集『汽水』で自費出版文化賞詩歌部門賞受賞。
宝井其角俳句大賞、星野高士準賞などを受賞。
東京コピーライターズクラブ会員
日本文藝家協会会員
現代俳句協会会員/日本伝統俳句協会会員
タイトル/雨の器
著者/益岡茱萸(ますおかぐみ)
出版社/ふらんす堂
発売日/2025年11月25日
定価/3190円(税込)
ISBN/978-4781417790
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