ビール・ヌーボー BEER'S NEW
ビールの味なんてみんな同じだ。たくさん出すぎてわけがわからない。こういうご意見、少なくないようです。そんな中で、4月発売の「キリンクール」の場合は、ちょっと反応が変わっていました。とにかく、20代の若い人たちからやたら評判がいい。今までビールはとくに好きじゃなかったという人たちからも歓迎の声が高い。一方で、「これがビール?」と大いにとまどってしまった層もいる。●いままではビールを語るとき、まず、原料と製法が基本でした。こういう原料でこういう作り方でゆえにうまいのだ、と理屈っぽく考える傾向がありました。それを逆にしてみた。つまり、ビールを飲んだところから発想する。“こういうカンジのビールが今までなかった”ことを発見したら、そのイメージで徹底的に表現してみる。そこで初めて原料、製法の検討に入るというやり方です。自由に、大胆に、形にしてゆく。ビールの新しい味を“デザインする”ということかもしれません。●理屈はわかったが、どう違うの?といわれてしまっては、新しいビールを作る意味がありません。飲んだ人がはっきり感じる。ショックを与えるくらいの新しいうまさを。キリンは早くも次の戦略へ進み始めています。かなり面白くなりそうです。
どこまでおいしくなれるだろう。
KIRIN
NO.7666
| 広告主 | キリンビール |
|---|---|
| 業種 | 酒類・タバコ |
| 媒体 | 新聞 |
| コピーライター | 佐々木宏 |
| 掲載年度 | 1990年 |
| 掲載ページ | 58 |