ビリー・ザ・キッドが倒れた頃、
バドワイザーが
生まれた。 一世紀みがいたアメリカの味。
バドワイザー歴史的品質主義

1876年、アメリカ中西部ミズーリ州セントルイスでバドワイザーは生まれた。アメリカの食文化を代表するビールの、記念すべき収穫の年である。
偶然ではあるが、同じ年、カスター将軍がシッティング・ブルなどインディアンとの戦いに破れ、没している。また5年後の1881年には、1月13日ニューメキシコで、ビリー・ザ・キッドが倒れ、10月26日には有名な、OK牧場の決闘があった。
時代は、西部フロンティアに幕をおろそうとしていた。逆に言えば、アメリカの産業フロンティアへの新しい夜明けでもあった。
もともと、セントルイスという街は、ドイツ系移民が中心に発展した街で、ここでビールの本場の味が誕生したのは、なるほどリアリティのある話だ。
当時、すでに小規模ブルワリーを所有していたアンハイザー家の娘リリーと青年実業家であったアドルフス・ブッシュの結婚に端を発し、この「アメリカン・ドリーム」を地でゆく夢物語は始まったのである。いまも変わらぬ、むしろ変わらぬ、むしろ変わらぬことに誇りを持つバドワイザーのうまさは、こうして奇蹟的にスタートする。
もちろんそれは①低温殺菌法②冷蔵技術③鉄道輸送④瓶詰技術というモダンな技術革新に支えられた奇蹟である。
「一番金のかかる製造法」をモットーに決定的なサクセスストーリーが始まった。

NO.8257

広告主 サントリー
業種 酒類・タバコ
媒体 新聞
コピーライター 眞木準
掲載年度 1989年
掲載ページ 41