インフルエンザと猫
去年の年末、私がインフルエンザに罹ったのとほぼ同時に
飼い猫の楽浪(ささなみ)さんが風邪をひきました。
クシャミ、鼻水、涙目がその症状でした。
そもそも我が家の猫どもは外に出していない。
人間のウイルスは猫には感染しない。
すると感染源はどこ???????
という21世紀最大から101番目くらいの謎は置いといて、
とりあえず看護をしなくちゃでした。
濃い涙は目脂になります。濃い鼻水は鼻に詰まります。
ときどき様子を見に行って涙と鼻水を拭き取ります。
ご飯はほとんど食べません。
猫は人間のように鼻をかめないので、
鼻水がグスグスしていると口で呼吸をするらしいのです。
ご飯を食べていると息ができないわああ〜。というわけです。
短期なら問題ありません。実際に短期で治りました。
そのすぐあと、今度は老猫の大王が風邪をひきました。
あきらかに楽浪さんからの感染です。
なのに楽浪さんは、病中の大王を拒否しまくりました。
大王の猫ベッドの匂いを嗅いでは「禍々しい匂いだわ」と嫌な顔をし、
大王本体が近づくとシャーシャー唸って追い払いました。
寝るときは押入れにこもり、
「あたしはここで寝ます」と襖一枚隔てた場所を確保。
同情心ゼロ。責任感もゼロ。ある意味見事なディスタンスでした。
大王の風邪は年齢のこともあって、症状が重篤で長引きました。
食べない日が続き過ぎるので
猫の乳児用粉ミルク、好物のマグロ、禁断のチュール。
強制給餌まがいのこともしながら4回めの通院の日を迎え、
やっとドクターから仮釈放のお墨付き。
しかし「あとは自力で食べられるかどうかが勝負です」という宿題が
残されました。
そんな勝負はしたくないけど、しないと大王は死ぬのかしら…。
しかし、その翌日。あらっ!
大王は口に押し込んだマグロを積極的に食べました。
猫乳児用粉ミルク団子も飲み込みました。
黒毛和牛のチュールは
「おかわりしてやってもいいぞ」という顔をしました。
さらにその翌日、台所で鰹節を盗み食い、
床にもばらまいて「俺がやったぜ!」をアピール。
翌々日は、起きて台所に行くと
大王がスルメの袋を食い破って音もなく食べている最中でした。
ここで紹介しますと、大王の趣味は盗み食いです。
猫食堂においしいものが並んでいても盗み食いのチャンスは見逃さず、
「俺はやるぜ、わおー!」と実行に励みます。悪い趣味です。
しかし、今回はそのおかげで大王は回復に向かってまっしぐら。わおー!
いままで書いたことは、すべて私のインフルエンザ真っ最中、
あるいは予後に起こった出来事です。
普通なら誰かに看護されて寝ていてもおかしくないのに、
なぜ正月の食材の処理やら猫の看護でこんなに忙しいのだろう?
明日はインフルエンザ後のはじめての外出
「インフルエンザとムーミンバレー」のお話です。
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