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花形職業?のコピーライターはそれなりに面白い人生を送っています。というより、「ものの見方が面白いから、人生を面白く過ごしている。」といった方が正しいかもしれません。そんな、コピーライター達の日常。
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2788 大重絵里 2010.03.10

つんく。

「どうしてコピーライターになったのですか?」

会社に入って5年目ともなると、
こういう質問をされることが多くなってきます。
うーん・・・、あたしは悩みます。
じつをいうと、コピーライターという職業を意識したのは、
入社後のことだったからです。
会社に入ってみて、ここで生きていくにはコピーライターしかない、
そう思ったのが本当のところなのです。
じゃあどうしてコピーライターしかない、そう思ったのか。
それを説明するには、自分の過去を振り返っていくしかありません。

そこで思い出したのが、“つんく”です。
そう、バイバイありがとうさようなら、のつんくです。
当時中学生だったあたしは、つんくが大好きでした。
友だちにも、親にも、駄菓子屋のオヤジにまで、趣味悪い・眉毛細い・上沼恵美子、
と散々な言われようでしたが、もちろんそんなことは分かってました。
かっこ悪くて、ださくて。でも、そこがかわいく思えて仕方なかったのです。
いま考えると、なんて複雑な性癖をもった女子中学生だったのだろう、と思いますが。

で、少女は、彼に会えるためにはどうすれば良いのかを考えるわけです。
つんくはキャバクラが大好きだから、キャバクラ嬢という道もあるかもしれない。
でも、ファーストフードのバイトだけで客と喧嘩をしてしまう性格なので、
キャバクラ嬢は無理だとあきらめました。
そこで出てきた答えが、「そうだ東京、行こう。」でした。(名コピーを、すみません先輩。)
で、地元鹿児島から東京に行くために、東京の大学を選ぼう、
そしてマスコミの世界に入ろう、と夢を膨らませたのです。
まあ時が経つに連れて、少女は、無事につんくから目を覚ますのですが、
あの頃抱いた東京への夢は、いろいろとカタチを変えつつも、
複雑な性癖を持った少女を2010年3月10日のあたしへと導いてくれました。

結局、コピーライターになるにも、キャバクラ嬢になるにも、何になるにも
初期衝動って大切なんだなぁと思うのです。

「どうしてコピーライターになったのですか?」
「初期衝動に、導かれて。」

そんな台詞を吐いたとしても
許してもらえるような
コピーライターになりたいです。



本当は、記念すべき第二回目のコラムでは
「横浜F・マリノスがなぜ最近タイトルを獲れないか」について
言い訳をたれ流そうかと思ったのですが、辛くなるのでやめました。
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