リレーコラムについて

世界と戦う名古屋。その1

中尾孝年

はじめまして、可愛い後輩岡部(のお母さん)よりバトンタッチしました
電通中部支社CRの中尾です。

って自己紹介するんも、これが最後かな。
実は僕、九月より故郷の関西支社に転勤することになったんです。
思い起こせば九年前、縁もゆかりもない名古屋へ配属され…。
いかにして名古屋のクリエーティブを元気にし
いかにして、全国から注目される名古屋のクリエーティブにするかの九年間でした。
そして今、名古屋が元気になり、注目を集めだした矢先に僕は関西に帰ります。そう、これからみんなで日本のクリエーティブを変えるで!って時に。
代理店のクリエーターである僕が、もっともっと努力して、もっともっと早く成果を上げていたなら…。ほんまに自分の至らなさがくやしいです。
だから僕は、共に九年間戦い続けてくれた愛する名古屋の仲間達に、この場を借りて最後の恩返しをしたいと思います。

と言う訳で、僕のコラムは
中尾孝年が自信を持って推薦する、名古屋の超優秀な仲間達シリーズにしたいと思います。
日本のクリエーティブって、ほんまにラベルばっかりで判断するところが有るやないですか。誰が作ったとか、どこの広告やとかに振り回されて。
しかも有名な人を評価するのは上手やのに、無名な凄い才能は全く評価されへん。
だから今、日本のクリエーティブは世界で苦戦してると思うんです。
世界は常に新しい価値を創造してるというのに…。

しっかりとした価値観をもたへん日本のクリエーティブ界に振り回されるんは、もう終わり。広告という世界共通のルールのもと、名古屋から共に世界と戦っている仲間達です。
世界ってほんまにアイディアに対して公平です。日本の広告賞では僕らの作品よりも遙か上の賞をとってる広告がブーイングと共に落選する中、小さな島国JAPANのNAGYAとかいう訳わからん所から送られてきた全く無名な僕らが創った聞いたこともないクライアントの広告が予選を突破するんです。

あえてムカつく言い方をさせてもらうと、これから僕が紹介する仲間達は
世界基準だから日本の基準に合わへん人たちです。
当然、僕も含めて。

今の日本のクリエーティブに疑問を感じている方。
日本なんか飛び越して、世界を目指している方。
是非、一緒に仕事をしてみてください。
めっちゃめちゃ強力な味方になってくれますよ。
てな訳で、次回から人物紹介に入ります。

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