企業広告/COOKING FOR LOVE
かなしい篇 90秒 A:
ねえ、今日は私が何かつくろうか?

B:
かなしいの、お願いします。

A:
かなしいのって、それ、食べられるの?

B:
よっちゃん、っているじゃない。

A:
知ってる。ヨシコちゃん。

B:
彼女、すごいパスタ好きでさ。

A:
知ってる。

B:
その彼女が、週に3回行くお店があってさ。

A:
パスタ好きが、週に3回行くパスタ屋さん。

B:
そのお店でいつも食べる、お気に入りメニューがあって。

A:
よく飽きないわね。

B:
そう。よっちゃん、一心不乱に食べるらしい。

A:
目に浮かびます。

B:
でも彼女、その時、とってもかなしいんだって。

A:
大好きなものを食べているのに?

B:
どんどん食べるでしょ?

A:
うん。

B:
そうすると、どんどん減っていく。それがかなしいんだって。

A:
愛すれば愛するほど、愛するものが消えていく。

B:
まさしく悲劇。まるでシェークスピア。

A:
でも、わかる。

B:
うん、わかる。

A:
私、中トロが大大大好きなんだけど。

B:
知ってるよ。

A:
中トロ食べちゃったら、残りのお寿司たちが急に地味に見えるわ。

B:
わかる。

A:
私がお寿司の輝きを奪ったの。

B:
最後に食べればいいのに、中トロ。

A:
好きなものは最後にとっておく派?

B:
…ダメ?

A:
…私も最後派。

B:
でも今夜は、思いっきりかなしい思いがしたい。

A:
一言で言うと、あなたの大好物をつくれ、ってことだね。

B:
…ダメ?

A:
しようがないね、だって私は、
COOKING FOR LOVE 

NA:
愛は食卓にある。キユーピー

NO.86554

広告主 キユーピー
業種 食品・飲料
媒体 ラジオCM
コピーライター
掲載年度 2014年
掲載ページ 231